ビジネスホン用ヘッドセットのご説明
どんなヘッドセットでもビジネスホンにつなげられるの?
ヘッドセットは数多く販売されていますが、用途は大きく3種類にわかれています。
①電話用 ②PC用 ③音楽用
ビジネスホンで利用できるのは原則①です。ただ、最近はPCソフトフォンというものもあり、①②が兼用できるようなものもあります
(本ページ記載の情報利用に際しては、必ずこちら(本ホームページ記載事項に起因する損害の発生につき)の文章をご覧くださいませ)
ビジネスホン用のヘッドセットは、どういう部品で構成されているの?
ビジネスホン用のヘッドセットは大きく下記の3種類で構成されます
- トップ
-
トップは「頭に装着する部分」と「専用端子」で構成されます。専用端子は「ボトム」につなげます。ボトムなしで、トップのみで利用はできません。どんなトップでも全てのビジネスホンに対応できます。
- ボトム
-
トップと電話機(もしくはアンプ)をつなげる線です。このボトムで対応するビジネスホンを分けます。つまり、ボトムさえ変えれば、どんなビジネスホンにも対応できます。
- アンプ
-
音量調整・ミュート・受話器とヘッドセット切替・PCフォンと電話機切替の4機能があります。一部機能はないアンプもあります。ヘッドセットを使うと、通常の受話器にはない機能が欲しくなる時があります。そんなとき、このアンプが役に立ちます。
ビジネスホンメーカーによって 使えないヘッドセットがあるの?
ビジネスホンメーカーにより4パターンあります。
大きくは【送話音量】 と ボトムに利用するカールコードの【カールコード極性】が違っており、これらの組み合わせで使える場合と使えない場合があります。
送話音量:A | 送話音量:B | |
---|---|---|
カールコード極性: クロス |
NEC | 日立ナカヨ・岩通・沖 |
カールコード極性: ストレート |
SAXA | NTT・Panasonic |
ヘッドセット屋では、この組み合わせに基づいたヘッドセットのご提供をしておりますのでご安心ください。また、下記の工夫やご案内をいたしております
カールコード極性変換サービス
カールコード極性とは(+と-)のように使う極性が決まっていることをさします。ヘッドセット屋では極性を変換させることができますので、お客様がどのメーカーのビジネスホンをお使いでも、ご希望のヘッドセットをご利用できるように調整できます。
送話音量調整のご案内
最近のビジネスホンでは送話音量を調整できるデータ項目があります。
この項目を設定・調整することで、送話音量を大きくしたり小さくしたりすることができます。ご指定のプロ電話工事人がいる場合はお尋ねいただいてもよいでしょう(ご指定のプロ電話工事人がいない場合は当店でも工事派遣が可能です)
どんなビジネスホン電話機でもヘッドセットをつなげられるの?
ビジネスホンにもヘッドセットを使いやすい機器とそうでない機器があります。
- 使いやすい機器 → ヘッドセットモードがある
- 使いにくい機器 → ヘッドセットモードがない
ヘッドセットモードがある場合は受話器を置いたままスピーカーボタンで電話の受発信ができます。無い場合は、毎回、オフフックが必要になります。
ヘッドセットモードがある | ヘッドセットモードがない |
---|---|
NEC | 日立ナカヨ・岩通・沖 |
今、ビジネスホンをお使いでなく、今後、ヘッドセットの導入と同時にビジネスホンをご購入される場合は、NTTをお勧めします。機器も安く、使い勝手もよいです。
なお、全てのビジネスホンでヘッドセットモード有無が確認できていないので、上記メーカーでもヘッドセットモードがあるものとないものがあります。お尋ねいただければ、当店にてお調べしご回答いたします。
アンプは導入したほうがよいの?
使用頻度が高いお客様ほどアンプの必要性を感じることが多いようです。使用頻度が少ない場合は逆にそれほど必要でないかもしれません。 例えば下記のようなケースに当てはまる場合は、アンプも併せて導入してみましょう。
アンプのお役立ちシーン
相手の声が聞こえづらい/大きすぎるので調整したい!
→ 音量調整機能が便利です
アンプにある機能で、相手側の声を調整できます
バックヤードの人と話したいので、お客様にこちらの声が聞こえないようにしたい!
→ ミュート機能が便利です
アンプにある機能で、一旦、こちらの声を送信できなくなります
いつもは受話器で通話をしているが、PCを操作しながら会話をしたいときがある。そんな時はヘッドセットを利用したい。
→ 受話器とヘッドセット切替機能が便利です
アンプにある機能で、スイッチ一つで受話器とヘッドセットを切り換えます
普段はテレアポでPCからの電話発信をしているけれども、置型電話機で着信を取らなくてはいけない場合がある!
→ PCフォン・電話機切替機能が便利です
アンプにある機能で、スイッチ1つでPCを使った受発信業務から通常の置型電話機を使った受発信業務へ切替できます